ドラッグストアで解決! 性感染症検査part2
みなさま、こんにちは!
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
前回の記事を読んで、検査しようと思われた方はいらっしゃいますか。
今回は、検査をするか悩まれている方に参考になるような記事を書いてみます。
この記事を読んで分かること
①性感染症検査を受けた方がいいかどうか基準が分かる
②以下の感染症の検査を受けた方がいいかどうかについて基準が分かる
「クラミジア、淋菌、梅毒、トリコモナス、HIV、B型肝炎、C型肝炎、カンジダ」
検査を受けた方がいい?
どのような方が検査を受けた方が良いのかまとめてみました。
まず、最低限検査する項目は?と聞かれたら、
淋菌クラミジア、梅毒、HIVとなります。婦人科のガイドラインでそのように設定されています。
さらに、風俗勤務やパートナーが多い方は、トリコモナス、肝炎を追加すると良いかと思います。
咽頭のクラミジア、淋菌は、オーラルセックスをしている方は、積極的に検査をおすすめします。
以下、検査を受けた方がいい場合についてまとめてみました。
<全ての感染症に共通している項目>
・パートーナーが感染した
・パートナーが複数いる
・過去にお付き合いをした人が複数いる
・夜のお仕事をしている
<注意!>もちろん、パートナーが1人でも、今回が初めての相手でも感染することはありますが、あくまでのリスクの高い方に検査をおすすめしています。
全ての感染症において、症状が出ない、または軽くて気づかないことがありますので、少しでも不安な部分がある方は積極的に検査を受けることをおすすめします。
<クラミジア淋菌>
・おりものが黄色、膿のような見ため
・おりものの黄色くて量が多い
・おりものの色が黄色または濃い、においもある
・お腹が痛い
・お腹の痛みで内科を受診しても異常ないと言われた
・喉の痛みがあれば、喉の検査もおすすめします。喉のみ感染している方もいます。
おりものやお腹の痛み、喉の痛みなどの症状を性交渉後に感じるようになった場合は、特に検査をおすすめします。
<梅毒>
・口やデリケートゾーン、肛門近くにできものができている
・できものの近くのリンパ節が腫れている
・性器ヘルペスと言われて治療したが全く治らない、性器ヘルペスのわりに痛みが少ない
・皮膚にできものがいっぱいできる(一つできるというより、何個もできるイメージです)
・何か症状があって病院を受診するも、診断がつかないが、皮膚の症状などがある
梅毒も症状が出ない方は女性は42%という報告があるので、少しでも不安なことがあれば積極的に検査をおすすめします。
<トリコモナス>
20−50%の方が症状がありません。
こちらは風俗利用やパートナーが多数いる方が感染することが多いです。
泡立つようなおりもの、匂いがとても臭いことが特徴になります。
<HIV>
HIVに感染することは極めて稀ですが、おすすめする方としては、夜のお仕事(風俗)をしている方になります。または、パートナーが風俗を利用している、自分が風俗を利用している、パートナーが複数いる方です。
クラミジア、淋菌、梅毒が陽性になったことがある方も検査しておいた方が安心ですね。
感染初期には、発熱、咽頭炎、倦怠感、筋肉痛といったインフルエンザ用の症状が出ますが、こちらの症状は数週間で消失し、その後は症状の出ない期間になります。
この症状の出ない期間を数年以上放置すると、エイズを発症します。
エイズとは、免疫力が低下して、感染症やがんにかかりやすくなる病気です。エイズを発症して治療をしなかった場合、余命は2−3年と言われています。
そのため、発症させない治療が必要になります。
<B型肝炎、C型肝炎>
こちらも風俗関連での感染が大部分を占めます。
急性B型肝炎の多くは性交渉が原因と言われています。
不安なことがあれば積極的に検査をおすすめします。
<カンジダ>
こちらは、検査キットによく含まれていますが、性感染症ではありません。
かゆみやおりものがポロポロとする<カッテージチーズや酒かす様>であれば、検査しても良いと思いますが、症状を疑ったら、最初からお薬を使ってもいいと思います。
詳しくは、こちらの記事で書いていますので、ご覧下さい。
いかがでしたでしょうか?
少しでも不安がある方は検査してみて下さいね。
検査で陽性になることは恥ずかしいことではありません。
性感染症を放置してしまい、将来、不妊症になったり、原因不明の腹痛で悩まされたり、神経の病気になってしまったり、時には命を落とすこともあります。
しっかりと自分を知ることで、少しでも長く健康な人生を送りたいですね。
さて、次回は、膣のアンチエイジングについてお話しします。